オンラインレッスンの体験
今まで独学で英語を勉強するためにいろんな本を購入してきました。なかなかの良書が集まったと思っています。それらはきれいな状態で保管されていますが。
やっぱり言葉ですから、きちんと会話しないと習得できないというか、その気にならない。
だからと言って、わざわざスクールに通うのも、お金もかかるし時間もかかる。ワーママには時間もお金も余裕がないのである。
調べてみると、オンライントークレッスンというのがその両面を解消してくれそう、ってことで、無料体験を試してみることにしました。
クラスは初歩の初歩、「nice to meet you」から。
レッスン初日、動作確認などしつつどきどきわくわくでパソコンの前に鎮座する私。
これまで小1の長女がチャレンジイングリッシュのオンラインレッスンを月一で受けていて、楽しそうだなーと横目で見ていたのだけど。そのときは実際に受講するのは長女なので、心の中で「がんばれー」と言ってれば良かったけど。自分の番ともなるとそうもいかない。とにかく、聞いて、しゃべらねばならない!なんかものすごくプレッシャー!!
先生は初心者OK、そして子供OKの先生を選んで受講。子供OKの先生を選んだのは将来的に子供を受講させることも考えてのこと。英語教室連れて行かなくても家で受講出来たら楽だもの。
最初は初めて会ったときの挨拶と、自己紹介の練習から。
実際のオンラインレッスン前に動画で予習することができて、この動画は日本人講師が日本語で英語を教えてくれるので、(学生時代の英語授業みたいなイメージ)授業で実際に使うフレーズを頭に入れておくことができます。
発音の仕方なども日本語で注意すべき点をおしえてくれたのが良かったです。
さて、実際のレッスンですが。
こちらはオールイングリッシュで進行。モニター画面には先生が移っていて、こちら側の映像も向こうに映っている。画面半分は英文、右下側の方にはチャットで話すことも可能。先生が補足事項をチャットで明記してくださるので便利です。
教室にあるホワイトボードやノートなんかが全部一つの画面に集約されている感じです。受講後にはその情報を後で画面で確認することもできます。
学生時代の英語の授業みたいに、提示された英文を後について読む練習です。
書くことはなかったです。
今回のレッスンでは自分の名前の紹介、綴りはこう、みたいな会話の例文をひたすら読みました。
あとはアルファベットの練習。AからZまでの発音練習(フォニックスではなかった)。改めて練習すると結構難しい。その後、アルファベットを使って単語を作る。AからZまで、あまり思いつかないけどなんとかかんとかクリア。
向こうでしゃべっている英語がよくわからない部分もあるんだけど、それでも実際に英語で話せたことはものすごく楽しかったし、勉強になった。
無料チケットは残り一回。もう一度体験できて、その後も10日間の無料お試し期間がついてくるなんて、いいのかな?と思いつつ。
次回も楽しみです。
大人はNice to meet you から始めることに
今春とうとう長女が小学生になった。
英語教育やプログラミング教育が取り入れられるようになることはずいぶん前から認識してたので、子供が0歳のころから細々と情報を取り入れてはいた。
で、行きついたのが…
「子供に日常的に英語に触れさせてあげるのが一番重要であること」ということ。
親が英語を喋れば、子供も必然的にバイリンガルになるそうだ。なるほど、じゃ、旦那はほとんど英語が喋れないし、日常的に子供と密にかかわっているのは私だから、私が英語でしゃべってあげれば良いわけね。
…って、いや、私もしゃべれないんですけど!!
インターのプレスクールから、日本人講師のイングリッシュスクールまで結構いろいろ試して、最終的には週一回のネイティブによるスクールに通わせていますが、やっぱり親が英語で話しかけたり、英語の絵本の読み聞かせをしてみたり、幼少の頃の英語教育は親の働きかけがあるかないかで、結果が違ってくるのではないのかな?と思うのです。
長女が小学生に上がるまでは、ものすごく簡単な育児英語でなんとか乗り切ってきました。
とにかく知っている限りの英語を駆使して子供に話しかける、返しは日本語でもよし!でやってきて、いま。
そろそろ母の英語力が限界に(笑)
独学で、しかも語学なのに会話ができていない状態で、上達するのは難しいです。
ということで、一念発起して親の勉強を始めてみようかと。
でも、子育て中の親に金銭的な余裕もないし、時間的な余裕もありません。
だから独学でできるところまでやろうと思ったけど、限界あるので考えた結果、「オンライン英会話レッスン」というものにたどり着きました。
子どものために、自分の英語力を上げたい。目的はそれだけ。
若い時にもっとまじめにやっておけば良かったんだけどね。
ということで、今月よりオンラインで英語を勉強することにしてみました。
1日25分ほどのレッスンで、果たして会話することができるようになるのかな?今までいろんなことを試してきて、海外出張ですらほとんど日本語通訳に頼って仕事していた私なのであまり期待はできませんが。
子どもには追い付かれたくない!(私はかなりの負けず嫌い)
記念すべき初めてのオンラインレッスンは、Nice to meet youから。
英文としては知っているけど、実際に使ったのは数えるほどですわ。
画面越しですが、今回は存分に実践。ロールプレイングも含めて25分間じっくり話せました。
途中、先生からのちょっとした雑談などもありつつ
久しぶりに英会話を楽しむことができました。本当に楽しかった。
仕事を辞めて子育てをしていたからなのか?少し前まで専業主婦だった自分にとって、社会的なコミュニケーションがかなり貴重なものなので、この際言語は関係ない。いろんなことしゃべってみたい。けど、やっぱり思ったように会話するにはもっともっと勉強と経験が必要みたいです。頑張ります。
もう少ししたら、学校で英語の授業が始まった娘に、いろいろと教えてあげたいと思います。
さて、次回は…
I am… 自分のことを話したり、相手のことを聞いたりする会話レッスンとのことで。どうなることやら。
ハロウィン
10月も終わりに差し掛かってカボチャの置物がちらほら見えるようになってきたらもう秋も終盤、冬の到来、今年も終わりです。
子どもに英語を習わせているのもあって、親になってからハロウィンをやる機会が増えた。独身時代なら完全にノーマークの行事です。
アメリカではこの時期に秋の収穫を祝うとともに、悪霊などを追い出すという宗教的な行事なのかな?とも思うけれど、最終的に何をやっているのだかはよくわからない状態(笑)
日本のお盆みたいのに近いのかな?とも思ったけど、ちょっと路線は違うようです。ちなみに、キリスト教の行事でもないらしいです。
魔女やお化けの仮装をするのが本来の仮装なのか?そもそも悪霊が来た時に、「すでにお化けがいるからここにきてはいけない!」と思わせるための仮装らしいです。
ですから、女の子がプリンセスに仮装するのはもはや間違っている?のか?
私が子供のころなんかはたまに市販のスケジュール帳の10月31日のところに、申し訳程度に「ハロウィン」って書かれていたり、いなかったりした行事ですが、今や事あるごとにハロウィンを祝う日本人。特に子供がいる家庭ではそのたびに、仮装だ、お菓子だと気ぜわしい。
うちは英語のクラスはもちろんのこと、くもんの教室でまでやってましたよハロウィン。
楽しいんですけど、物事の本質をよくわかっていないのに騒ぐのが好きじゃないのもあり、飽きたのもあり。今年は母子ともにやる気なし。
わざわざ新しい仮装グッズを揃える気にもならないし、お友達に配るお菓子も、なんだか力がない。
我が家では去年くらいがハロウィンのピークだったので、今年から徐々に感動が薄れていく予感です。多分。
そんな我が家でも一向に感動が薄れないのが、「ナイトメア ビフォア クリスマス」
長女が4歳、長男が2歳のころから毎年この時期になるとクリスマス時期まで、ちょこちょこ鑑賞する映画です。
私が初めて見たのは19歳の時、当時通っていた短期大学の図書室でレーザーディスクを借りてみたのですが、これがとても面白かった。すっかりドはまり。ジャック、かっこいい、となりまして。その後20年の時を経て子供たちがみて、あの時の私と同じように感動しているというのが何とも言えず不思議。
ジャックに感情移入してしまうのは、ジャックはとても一途な気持ちを持っていて、それは「人の心を揺さぶるようなことをしてみたい」という、たぶん誰もが描いている憧れで、でもそんなことってなかなか簡単にできるものじゃない。
そんなとき、うまれて初めて見た「サンタクロース」、自分もそんな役を演じてみたい。
しかし、誰もが憧れる存在であるサンタクロースには、どうしたらなれるのか?どうしてもわからない。わからないながらにも、どうにかして演じてみた自分なりのサンタクロースは、だれにも受け入れられることなく、悲しみに打ちひしがれるジャック。
現実世界でも、結構ありがちなシナリオだとは思いませんか?全ては善意の押し付けというか、理想と現実の違いというか、コミュニケーションの低さが招く誤解というか…、ともあれ、良かれと思って尽力したことが報われないということはままあることで。
それでも健気に頑張るジャックが好き。そして、最後に間違いに気づいて、きちんと軌道修正する彼に共感するのです。
そんなナイトメアビフォアクリスマス、これからの季節におすすめです。
童謡のウソ
自分が子供の時に普通に歌っていたのに、大人になってから歌詞にウソがある歌というのを知りました。
間違い探し、結構面白いので紹介します。
例えば、3月3日のひな祭りに歌う、「あかりをつけましょぼんぼりに~」の歌。
3番目の歌詞は
「きんのびょうぶにうつるひを かすかにゆするはるのかぜ
すこししろざけめされたか あかいおかおの右大臣」
となっているが、実は赤いお顔をしているのは左大臣です。
さらに、「ちょうちょ~♬ ちょうちょ~♪ なのはにとまれ~」で始まる「ちょうちょう」
つづきは
「なのはにあいたら さくらにとまれ
さくらのはなの はなからはなへ
とまれよ あそべ
あそべよ とまれ」
という歌詞ですが、蝶は子孫繁栄のために、異種類の植物間を行き来することはないそうです。
菜の花と決めたら菜の花だけ、桜と決めたら桜だけの花の蜜を吸うそうで、この歌の歌詞もウソ、ということになります。
「きゃべつのなかから」という、もはや生態系を思いっきり無視した手遊びも面白いです。
「きゃべつのなかから あおむしでたよ にょきにょき
おとうさんあおむし~
きゃべつのなかから あおむしでたよ にょきにょき
おかあさんあおむし~
キャベツのなかから あおむしでたよ にょきにょき
おにいさんあおむし~
キャベツのなかから あおむしでたよ にょきにょき
おねえさんあおむし~
キャベツのなかから あおむしでたよ にょきにょき
あかちゃんあおむし~
キャベツのなかから あおむしでたよ
にょきにょき(親指)
にょきにょき(人差し指)
にょきにょき(中指)
にょきにょき(薬指)
にょきにょき(小指)
ちょうちょになりました~
という手遊びですが…お気づきでしょうが、あおむしは全部「赤ちゃん」ですよね。
あと、アンパンでおなじみのやなせたかしさんが作った歌、「てのひらをたいように」はものすごく有名な歌ですが、
「まっかにながれる ぼくのちしお~」という歌詞
あれって、血管が透けて見えるように思ってたんですけど、どうやらそうじゃないらしいです。
太陽光線に含まれる光の中で、赤という光は波長が長く身体をも通り抜けやすい性質を持っているために、赤く見えるそうで、「血潮」ではないそうです。
歌の歌詞などは響きや印象が第一なので、アニメや絵本などのように多少のウソがあっても、メルヘン性が重要視されているのだろうなと感じました。
そういえば、昔の歌の(詩?)ウソといえば…
正岡子規の有名な句、
「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」
というのがありましたけど、あれ、実際に子規が柿食べてたの、「東大寺」なんですよね(笑)有名な話ですけど。
語呂合わせとか、言葉の響きを優先させるのは、大昔からの日本人の気質なんでしょうかね?
日本人が作ってきた歌、詩に国民性を感じてしまうのでした。
「うれしいひなまつり」の詩を書いたサトウハチローさんも、間違いを指摘されたとき、こういっていたそうです。
「子供たちが楽しく歌ってくれたらよいじゃない」と。
そういうことなんですね。
成田ゆめ牧場
初めて行ってきました。成田ゆめ牧場。
なんでも、入場料が安くなると聞いたので...
なんと!こちら、雨の日割引きというものがあるのです。
当日の降水確率分を入場料から値引きしてもらえるそうです。
私が出かけた当日の降水確率は70パーセント。だから、70パーセント分の値引きでした。
あくまでも「降水確率」が反映されるので、実際に降っていなくても(降っていても)値引きされます。
だからその日は結局、どんより曇り空ではありましたが、それほど降らなかったので、結構遊べました。
しかし、この雨の日割引きは窓口でのアナウンスが一切ありません。事前に所定の紙をプリントアウトした物に必要事項を記入して持って行くか、ネットでの申し込みが必要なのでご注意を。
そんな訳で、天気が良くないにも関わらず、
お客さんの数も結構多かった印象でした。
10月だからということで、ハロウィンイベントもやってたからかな?
ちなみに、入場後のアトラクションにかかる費用は割引きはありません。
その都度一人500円とかかかってくるので、子供の言うなりになってるとものすごい出費になります。
動物好きな我が子はふれあい広場(無料)でモルモットと遊び、かなり満喫してくれたので、良かったですけど...
どちらかというとメカニックなものが好きお友達は、乗り物系をたくさん乗って...その度に出費があったようです。乗り物系は高かったー!
あと、アスレチックと芝滑りは無料で楽しめて、芝滑りはかなり白熱してました。
厳密には「芝」ではなく、人工的に加工された、芝を模したもの?の上をボブスレーを使って滑るのですが、子供に程よい感じのスピードで人気でした。
2歳の次女も一人で滑って、一人で登って来て、また滑って...と全部一人で出来る規模だったので、親も見守りだけで楽ちんでした。
空いていれば何度でも滑り放題で、混んで来ると係の人が手際良く声をかけてくれて、順番性に切り替えてくれてくれるのも良いです。
牧場なので、牛乳がとてもおいしく、普段牛乳を飲まない次女が自ら「牛乳くれー!」と言って、牛乳を飲んだことに、ちょっと驚きました。やはり新鮮なものは、違うんですねー。
寒い中食べたジェラートも美味しかったです。寒かったけど。
っていうか、本当はソフトクリーム食べたかったけど...子供達がジェラートが良いというので...親の宿命!仕方がないです。
牛の乳搾り体験が面白そうで、やってみたかったのですが、我が子達は広い場所に来てしまうと、長い行列で待つなんて出来なくなってしまったみたいで。結局やらずに帰って来てしまいました。
私、北海道出身だけど、まだやったことがなかったので、ちょっとやってみたかったんだけど、またの機会に、ですね。
今回食べられなかったピザも次回は食べてみたいな。
子供達も「また行きたい!」と言ってるので、たぶんまた行きます。
こどもの写真撮影
我が子たちは長女7歳、長男5歳、次女が2歳ということで、今年トリプル七五三とすることにしました。
とは言っても3人もいるので、大変なことです。何がって、お金が!
自分が小さい頃は(うちだけかもしれないけれど)行事の度にわざわざ写真館で写真を撮るなんていう習慣はありませんでした。
七五三もやったことがなくて、結構最近まで七五三は千歳飴をなめる行事だくらいにしか認識していなかったくらいでした。
一時期、母が写真館でアルバイトしていた時に、一度写真を撮らせてもらったことがありますが・・・
衣装がなぜか、セーラー服(笑)
ちょうど妹が中学入学のタイミングだったのと、私も妹も同じ私立中学ってことで、まあ、よかったんですけど、今考えたら、ドレスとか、着物とか、普段気ないものも着てみたかったなーと思います。最近は本当に衣装も多種多様ですからね。
そんな自分の経緯もあり、子どもたちと一緒に写真を撮りに行くのは私の楽しみでもあるわけです。
が、高いのです。
長女がまだゼロ歳のころは、それはそれはやれお食い初めだ、1歳だ、なんだかんだとそのたびに写真を撮りに行くわけですが、高いのです。
某有名スタジオにも行ったし、表参道や三軒茶屋のオシャレなスタジオにも行ったりしましたが、安くても3万円くらいはするのです。
でもそれじゃ4カットとかしか撮れないから、追加とかしていくと、5万円とか、7万、8万は普通。
いろいろ調べたけど、子供の写真はちゃんと撮ってもらうとそのくらいが相場で、それ以上安いものの提案ってないんですよね。
でも、気づいちゃったんです。
データだけならそれほど高くないということに。
昨年はスタジオアリスで次女の一歳記念フォト、今年はスタジオマリオでトリプル七五三の撮影をしたわけですが、どちらも2万円前後で10カットほど撮影することに成功しました。
通常のパックプランを利用すると3万5千円出しても4カットとかなので、だいぶお得な戦法かと思います。
戦略としてはとにかく「台紙」と「パック」を購入しないこと。
撮影した写真はとにかく、シールとか、ハガキとか(年末なら年賀ハガキとか)マグネットなどの安価な商品を購入していきます。
商品化したものに関しては、データとしてもらうことができるので、あとは予算や都合に合わせていけば良いのです。
ちなみに、データ化されるのはアリスなら撮影から1年後に500円、マリオは2週間くらいで5000円でした。すぐにデータが欲しいならマリオ、後ででも良いならアリスですかね?
いずれにしても、マリオもアリスも、そんなケチケチな買い物に対して、嫌な顔をされることもなく、気持ちよく受けてくださったのが非常に印象的でした。
子どもたちも楽しめて、こちらとしても満足のいくものが、満足のいく形で残すことができたので、ものすごく良かったです。
ちなみに、この購入の仕方だとお参りの時の衣装のレンタル代が含まれていないのですが、うちはお参りはあきらめたので、いいんですけど、スタジオでも衣装のレンタルだけを扱っていたりして、レンタル代も5千円くらいからあるので、そういうのを上手に使っていくのもありかな?と思います。
そんなふうにケチって、浮いた分は食事代にでも?
我が家は次女の幼稚園の入園費用になる予定ですがね。
オオカミと7ひきのこやぎ
2~3歳児用の今月(10月号)のこどもちゃれんじぽけっとの冊子には冒頭の「おおかみと7ひきのこやぎ」が掲載されています。
この「おおかみと7ひきのこやぎ」、お話は有名なので解説するまでもないのですが、簡単に解説させていただきます。
お母さんはお買い物に出かけるため、7匹のこやぎの兄弟にお留守番をさせることにします。
お母さんは出かける前に子供たちに言って聞かせます。
「オオカミが来ても、ドアを開けてはいけませんよ」と。
しかし運悪くオオカミはその様子を目撃していました。
やぎのお母さんが出かけたのを確認したオオカミは、早速こやぎたちの家にやってきます。
そしてオオカミのふりをして「お母さんですよ」とドアの外から声をかけるのですが、こやぎたちはすぐに声が違うことを見破り、「お母さんではない。お前はオオカミだ!」と追い払います。
追い払われたオオカミは、今度は声を変えてやってきます。
そしてまた「お母さんですよ。」と。
一瞬、「お母さんと同じ声だ!」と、思ったこやぎたちも「いや、お母さんなら手が白いはずだ。」と気が付きます。
しかし、手を見せてもらうと…黒い手、オオカミです。
オオカミは急いで帰ってしまいますが、あきらめずに再度やってくるのです。「お母さんですよ。」と。
しかも、今度は声もお母さんに似せて、手も白く変えて。
こやぎたちはすっかり騙されて、とうとう「お母さんが帰ってきた」とドアを開けてしまいます。
そしてオオカミはこやぎたちを食べてしまうのです。柱時計に上手に隠れることが出来た、一番小さなちいやぎちゃんを残して。
さあ、お母さんが返ってきてびっくり。お留守番をさせていたこやぎたちがすべていなくなっているではありませんか!?
嘆き悲しむお母さんのところへ、隠れていたちいやぎちゃんがやってきて、お兄さんもお姉さんも、オオカミに食べられてしまったとお母さんに伝えます。
このことを知ったお母さんは、寝ているオオカミのところへ行って、オオカミのお腹をハサミで切って子どもたちを出し、代わりにお腹に石を入れます。
起きたオオカミは喉が渇いたので井戸へ行きますが、お腹が重すぎて井戸にまっさかま。落っこちて、オオカミは死んでしまいます。
という、お話です。(チャレンジでは井戸の下りは端折られていましたが。)
さて、このお話。
自分が子供のころ(というか、結構最近まで)は、こやぎたちに焦点が当てられていて、
「留守番中に知らない人が来ても絶対にドアを開けてはいけない」「オオカミ(のような悪い人)がやってくるかもしれないから」
という、教訓のように教えられて来たような気がしますが・・・
よ~~~~~~~く考えると、やぎ母さん。
そもそも小さい子供をお留守番させちゃだめじゃないですか???という、母親への指摘を先日目にしてしまいました。
子どもを連れて(現実的ではないが7人も)買い物なんて、結局何も買えずに帰ってくるのがオチなので、歩いて行ける距離なら、私も3人の子どもを置いて買い物に出刈ることはたま~にありますが・・・。
でも確かに。小さい子供を置いてお出かけしてはいけませんよね。
ここ最近は子供や老人など、弱い立場の人間を狙った悪質な手口の犯罪が流行っていて、子どもを守られねばならない母親としては、犯罪の目は事前にしっかり摘み取っておかなければならない、と、自覚はしています。
けれども、お相手の方もいろいろと試行錯誤しているので…
絵本を読みながら、「気をつけねばならん~」と、考える母なのでした。