溶連菌感染症

正式名称は溶結性連鎖球菌という細菌による感染症で、主に喉に感染して、咽頭炎扁桃炎を引き起こします。

症状の代表的なものは発熱(38度から39度)とのどの痛みで、風邪と違って咳や鼻水が出ないのが特徴です。

のどの粘膜を採取して検査するキット(インフルエンザの検査キットみたいなもの)を利用することで、すぐに結果が出ます。

結果が陽性であれば抗生物質を飲むことですぐに菌が死滅し、熱も2~3日で下がります。しかし、症状が落ち着いても、菌が完全に死滅するまで、5~10日間は薬を飲み続けることが必要です。

基本的には「子供の病気」として知られている溶連菌感染症ですが、大人にも感染します。

そして、大人になって感染した場合、子供に比べて重症化する例が多いそうです。

 

そういうことで(どういうことで?)この夏休みの我が家の一大イベントは、パパの溶連菌感染で、夏休みの半分は終了しました。

朝起きたときになんだか熱があるというパパ。

そのまま仕事に出かけて、仕事を午前中で切り上げて帰宅。

どうやら熱が上がり続けてちょっと苦しいそうで、寝てしまい、寝てるのでそのまま私も午後の仕事へ…。

本当ならこの時に病院へ行って抗生剤をもらって来ればよかったのに、そのままにしておいたものだから、夜私が帰宅したころには動けない状態に!!

寒気がすると言って、家の中、クーラーもつけずに、子供たちはその中で大汗をかきながら過ごしていて(熱中症になるわ!)なんだか家の中がすごいことになっている。

意識がもうろうとしているパパを連れて夜間診療へ。

結果は溶連菌感染症による扁桃炎ということで入院。2週間。

夏休み、終わりました。チーン。

 

いつも基本的には育児はワンオペなので、旦那がいなくても切り盛りすることは可能ですが、ときは夏休み真最中。

元気いっぱいの子どもたちが朝から晩まで家にいるわけですよ。

特に頼れる実家や親せきもいないので、朝から晩までギャオスの世話をしながら、旦那も病院にも子供たちを引き連れて、必要なものを持って行ったりしなければならないわけですよ。

入院しているので、旦那の世話は病院がやってくれるので、その点では楽ですが、やはり完全にいないとなると、こちらの心身的な負担は…結構なものでした。パートとは言え一応共働きですしね。

 

しかしなぜ?普段毎日私より早く寝て、起きるのも私が出勤する直前まで寝ていて、毎日の睡眠時間10時間、それに加えて休日は昼寝を少なくても2時間ほどしているパパ。

私は休日どころか、毎日休憩時間すらなく朝から晩まで、仕事か家事育児をしているのに…

旦那曰く「過労かな?」って…

だったとしたらもう私すでに死んでるレベルと思うんですけど、一般的には男性のほうが弱いそうで。

今後は旦那に家事育児の負担ができるだけ寄らないように、私の働き方も考えねばならないのかしら?

今まで寝てばかりの旦那を見ながら、「こちらは休む暇もないのに、昼寝かよ」といらいらしながら過ごしておりましたが、「倒れられるくらいなら、寝かせておこう」と思うようにしないといけませんね。

もう少し男性も強くなってもらわないと、ワンオペに拍車がかかることになりそうです。

まあ、母親は強いので、少しくらい休まなくても倒れません。たぶん。