自分のことを大事にできる人間は、他人のことも大事にできる
その反対に、自分のことが大事にできない人間は、他人のことも大事にできないと、私は思っています。
だから、子供たちにも自分を大事にできる人間に育ってほしいなと思っています。
以前に読んだ本の中に、
「子供が自分の体に興味を持つことで、自分の体を大事にするようになる。それは将来的に自分を大事にすることに繋がる。」
といったことが書かれていて、それから、子供たちには体のことを教えたいと、意識的に人体のことについて書かれた図鑑を見せたり、本を読ませたりしていました。
かこさとしさんのからだの本シリーズはとても役に立ちました。
かこさとしさんは科学系の絵本もたくさん書いている方なのですけれども、わかりやすい絵と、文章も短く端的に書かれているのですんなり読みやすく、子供も「へー」とか「ふ~ん」とか言いながら聞いています。
そして、字を読まなくても、自らページをめくって見ています。
映像で見るなら、最近のおすすめはこちら。不定期に再放送していたりします。
Eテレの「バビブデボディ」
こちらは子供向けに人体の不思議をわかりやすく番組にしたものですが、結構ちゃんとした医学番組です。
10分くらいの短い番組なのですが、子どもたちは今でも録画したものを繰り返し見ています。
心臓や大腸、肺などの臓器は楽器に変身したキャラクターとなって出てくるのもかわいくて、堅苦しさはゼロ。ちゃんとそれぞれに名前も付いているんですよ。
それなのに、最先端の医学映像などもしっかり盛り込まれていて、子どもが自分の体の不思議をきちんと実感できるようなプログラムとなっています。
5歳になった息子は早速「細菌ってなに?」とか、新たな疑問を抱いたり、自分の筋肉がどこにあるのか?とか、興味を持ったりしています。
そして、突然外出先で
「ゾゾゾ、ゾーキ!♬」と、大声で歌いだす。(バビブデボディのテーマソング)知らない人にはちょっとびっくりされそうです。
でもやっぱり、科学的なものは映像で見られると、小さい子供にとって一番わかりやすいですからね。
そして、幼児お決まりの、「うんち、おしっこ、おなら」の連呼が始まる。
昔、住んでる場所の近く「からだの秘密大冒険」
という展示も見に行きましたが、これもものすごく楽しかったです。
子どもの大好きな「ウンチ、オナラ、オシリ」はもちろん、鼻水やげっぷまで、とにかく汚いものを集めて、そこから体の不思議や神秘を学ぶというもので、おしり滑り台や胃の滑り台、腸のトンネルなどのアトラクションがとにかくすごいのです。
毎年どこかに登場しているみたいなので、お近くで開催されたらぜひ行ってみてほしいと思います。