目黒寄生虫博物館

なんてったって小さい子供を連れて行ける雰囲気じゃないので、全然行ってないけれど、子育て中でさえなければ、最低週一で通っても良いと思う施設です。

 

寄生虫を扱う、世界で一つの博物館です。世界で一つですよ!

そして、そんな希少な博物館にも関わらず、こちら無料です。(でも、寄付にご協力ください、だそうです)

毎週月、火は休館日ですが、(月、火が祝日の場合は開館し、直近の平日を休館とします)開館日は10時から5時まで開いております。

 

ビルの1,2階が博物館展示となっており、薬300点の液潤標本や資料が展示されています。

 

さて、こちらの博物館の常設展示の見どころといえば、全長8.8メートルのサナダムシの標本ではないでしょうか?

 

こちらの標本、実際に人間の体内に入っていたものです。
このサナダムシの宿主(人間ですよ)は、お寿司を食べて、体内にサナダムシが侵入してしまったそうですが、食べた時点では小さくて、まったく気が付かなかったそうです。

標本を見ていただくと、ところどころちぎれている部分があるのですが、このちぎれた部分が便に混ざって出てきたために、初めて異常に気付かれたそうです。

こんな長くてでっかいの体内にいても気が付かないなんて、信じられないんですけど。

 

そして、このサナダムシ標本、圧巻ですが、眺めた後、しばらくはきしめん、うどん、ほうとうなどの麺類が食べにくくなりますのでご注意ください。

 

このほかにも、寄生虫の、寄生に至るルートや、寄生された様子が写真や標本でものすごく具体的に見ることができるので、とっても勉強になりますが、その後やや食欲がなくなったり、人によっては元気がなくなる場合があるそうなので、お気を付けください。

 

私は基本的に標本とかホルマリン漬けとか見ると興奮するタイプなので、たくさん写真をアップしてご紹介したいところですが、私のテンションの上昇と、これを見た方のドン引き具合が比例しそうなので、今回は敢えて文章だけにしてみました。

 

博物館、2回にはミュージアムショップもあり、寄生虫をモチーフにしたTシャツ、文房具、バッグなど、グッズや、博物館刊行の書籍などが売られています。

こちらはオンラインショップでも入手可能ですので、ぜひご覧になってみてください。

 

私はサナダムシTシャツが欲しくてたまらなかったのですが、家族の強い反対により断念せざるを得ませんでした。無念。

 

もう少し、子育てがひと段落したら…一人で行きたいけど、できれば子供と一緒に行きたいです。

でもたぶん嫌がられると思うので、一人で行きます。