我が家の幼稚園児にウケている「ぜったいにおしちゃダメ?」
子どもが3人も4いると絵本の読み聞かせどころではなくて、ついつい読み聞かせさぼってしまっていたのだけれど、長女が小学生になって、いざ読書させよう、と思ったら、なんか本読むのヤダみたいな感じになっていて、こりゃマズイぞということで、最近になって読み聞かせを意識的にするようになった。
突然文字の多い本は子供も食いつきが悪いし、大人の方も読むのが大変なので、お手軽な絵本から。
最近ものすごくヒットしたのは、「ぜったいにおしちゃダメ?」という絵本。
本屋さんでたまたま見つけて読んであげたら、ものすごく気に入ってしまい、毎日毎日「買って買って」と言い続けるので、特別に買ってあげました。
本に関してはケチらない、と決めているので…。
子どもは、特に男の子は、この「絶対に○○」というワードが大好きで、絶対にやってはいけないことをやろうとします。
特に、バスの降車ボタン!!
「絶対に押さないで!」って言ってるのに、…押す。
そして、バスの中で運転手さんと、乗客の皆さんに「スミマセン、
スミマセン」と謝った経験がある方は、少なくないのではないでしょうか?私もあります。
運転手さんの、ため息交じりの「もうしないでくださいね」の一言が痛かった。
この絵本は、そんなこどもの本能的なものを存分にくすぐりまくっています。
よくできているのは、ただ聞いているだけではなくて、物語に子供自身が参加できるようになっているということ。
そして、ちょっと身体を動かして参加することができるということ。
小さい子供がずっと話を聞いているだけというのは、結構大変ですからね。わりとすぐ飽きてしまって、最後まで話を聞かずに読み聞かせが終了してしまうことも良くありますが、この絵本はそういうことが少ないです。
読んでいる親も楽しめる内容だし、子供がしっかりと反応を示してくれるというのも、読み手としては嬉しい。
読み手も、子供も一緒に楽しめる絵本なのです。
少し疲れているときにでも、楽しく読めるので、ぜひ試してみてください。